雲形ナンバープレートとは
雲形ナンバープレートとは、愛媛県松山市が日本で初めて採用した雲の形をしたミニバイクのナンバープレートです。それまでは長方形しかなかった自動車やバイクのナンバープレートですが、松山市がその常識を見事に打ち破った形です。村おこしや町おこしを考える全国の自治体から問い合わせが相次いでいるようです。新規登録、または現行ナンバーからの交換も可能で、希望者には無料で交付されるそうです。
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雲形の由来
松山市を舞台とした司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」にちなんだそうです。「坂の上の雲」フィールドミュージアム構想のもとで、回遊性・物語性のあるまちを創造することを目的としています。また松山の人の「おおらかさ」を表すことも期待されています。
表記の特徴
「松山市」を「道後・松山市」に変更しています。これは知名度の高い「道後温泉」と地域との密着を目的としています。またナンバー横の文字にアルファベットを採用したのも奇抜なアイデアですね。通常は「あ」「い」などのひらがななのですが、それは法律で定められたものではなかったということですね。この変形ナンバープレートは、さまざまな固定観念を崩した面白いナンバープレートとして注目されています。
人気の中心は女性
元々のターゲットは女性だと思うのですが、思惑通り若い女性から大人気。ミニバイクにつけた姿も非常に可愛らしいです。それまでの味気ないプレートと異なり、種類が多いほど個性も表せますよね。こういった取り組みが、他の自治体でも増えることだと思います。
下関市のふぐのナンバープレート
松山市には各地から問い合わせが寄せられましたが、山口県下関市は「くじら」「ふぐ」などの形をしたナンバープレートの導入を検討しているそうです。ナンバープレートは四角いもの、文字はひらがな、など、従来の観念にとらわれず、新しい斬新なナンバープレートができると面白いですね。これからの変形ナンバープレートに期待します。